好きなことは、やめなくていい。
こんにちは、まつかな食堂です。
今日のブログはファンクラブ会員以外の方も読める設定にしています。こんにちは、どうもどうも！（笑）
本日は袖ヶ浦市の根形中学校にて、職業についてお話しする機会をいただきました。高校の同級生がこちらの中学校に勤めていて、呼んでくれたのでした。
私の他には、牧場のスタッフさん、病院に務める理学療法士の方。そしてシンガーソングライターの私…なかなか珍しい？ラインナップでした（笑）
中学一年生の子たちは、この3択の中から、興味のある職業を二つ選んで、30分ずつ授業を聞きます。
私は、音楽に関する職業は表舞台だけじゃなくて裏方も色々あるんだよー！という話をした後、最後の10分間で「好きなもの」をテーマにひとりずつ言葉をもらって即興で作曲しました。
「お風呂に入ったら〜♪どうする？何しよっか？」
「えーと、耳掃除〜！！」
こんな感じで、掛け合いながら曲を作っていくのが面白かった。テキトーでいい。くだらなければくだらないほどいい。「君を抱きしめたい」とか歌われるよりも、「お風呂で耳掃除」のほうがグッとくる、私は。
とにかく遊ぶ。夢中になって作品をつくる。自分の中から何が出てくるのかを、楽しむ。なにかひとつ作ると、その先が必ず見えてくる。ものの見え方も変わってくる。
自分の中にある気持ちや、アイディアを、外に出す。形に表す。それは誰かに評価されるためではなくて、「ああ、私はこういう人間なんだな」と知るためです。だから、上手いとか下手とかはどうでも良い。
自分について「知っている」ことが増えてくると、ぼやけていた輪郭が捉えられるようになってくる。そうすると、道に迷わなくなる。どこに進みたいのか、どうありたいのかが、見えてくる。
…というのが、私の実感です。中学生の頃なんて、ぼけぼけの、ぼやけまくりだったなあ。でもぼやけていた割に、ものづくりは人生でいちばん集中してやっていたかもしれない。誰のためでもなく、ただ楽しくて、夢中だった。あの感覚は原点だなあと思う。間違いなく。
大寒波を目前に、庭の梅が、咲いた！
こんなに寒いけど、着実に春が近づいているんだな。
肉じゃが作ったの、人生で4回目くらい。（いつもカレーにしてしまうので今日は煮物。）
あ、曲作りに関しては、ポールマッカートニー先生のこちらの動画がほんとにわかりやすく簡潔で素晴らしいので、ご興味ある方は是非ご覧になって下さいね。中学生に話す時、かなり参考にしています。
ではでは！また。
松本佳奈
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